夏がやってきました。
ヘリーが海や川で遊ぼうとしたら、
お兄さんがもこもこしたものを
着せてくれました。
これは、何でしょうか?
もし、水の中に落ちちゃったとしても、「ライフジャケット」を着ていたら、ぷかぷかと“うく”ことができるんだ。
「ライフジャケット」を着てぷかぷかしてみたい。
肩と横のベルトを締めて、
最後にまた下のベルトを必ず締めよう。

水の中でも脱げたりしないんだよ。
じゃあ、次はライフジャケットを着て、
水の中で“ぷかぷか”と浮いてみよう!

うくのって気持ちいいね!
「ライフジャケット」を着よう。
楽しく安全に、水辺で遊ぼうね。
本当は大変なときに助けを呼ぶために吹くんだよ。

海や川などの水辺遊びを安全に。
ライフジャケットの
重要性についてまとめました。
ライフジャケットは命にやさしいジャケット。
水辺で遊びの、安全のために着用しましょう。
海や川で遊ぶのが楽しい季節になってきました。自然の中でのレジャーはとても楽しい反面、水難事故にも気を付けねばなりません。水の事故は、命に関わる重大事故になる可能性が高いのが特徴です。水難事故を防ぐためにも、ライフジャケットの着用をおすすめしています。水中転落時、ライフジャケットを着用している場合の生存率は89%、着用していない場合の生存率は11%。もし、事故にあった場合でも、ライフジャケットを着ていれば生存率が約2倍になるのです。
ライフジャケットを着ることで、水中でも体が浮くことができます。水中で呼吸困難に陥るのを防ぐのはもちろんですが、水中につかる面積を少なくすることで体温の低下を遅らせてくれたり、救護の発見を早めてくれる役割を果たします。もし、頭や体を打ちつけてしまっていたり、自由に体を動かせない状態になった時でも、ライフジャケットを正しく着ていれば体は浮くのです。
もしも水に落ちてしまった時の、
合言葉は「浮いて待て」。
もしも、ライフジャケットを着用しながら水辺で遊んでいるときに海や川、プールに落ちてしまったら……。合言葉は「浮いて待て」です。慌てて暴れてしまったり、泳いで岸に行こうと思うかもしれませんが、まずは落ち着きましょう。無理に泳ぐと体力を消耗する可能性があります。「浮いて待て」を思い出して、救護を待ちましょう。
子供用ライフジャケットは、
身体のサイズに合ったものを。
ライフジャケットには様々な種類がありますが、子供用に最初に選ぶなら、泳ぎが得意でなくても浮く安心感が高い固型式ライフジャケットがおすすめです。色は、黄色やオレンジなど水辺で発見しやすい色を選ぶとよいでしょう。落水の衝撃で脱げる心配のない股下ベルトがついているものや、襟首に救助者が引っ張りあげるための持ち手がついているものだと安心です。また、暗いところで場所がわかるようホイッスル(笛)がついているものもあります。着用する時には、前のファスナーを閉め、肩や脇のベルト、股下のベルトを少しきついくらいに締めるとよいでしょう。
もライフジャケットを着て、
楽しい水辺遊びを楽しんでください。
海や川、水辺で遊ぶときには、いつでもライフジャケットを着ることをおすすめします。お子さんと一緒にライフジャケットを着用して、最初は一緒に水の中でぷかぷか浮いてみてください。足が立たない場所で初めて水に体が浮く感覚は、とっても気持ちがいいものです。水に浮く楽しさを知って、安全で楽しい水辺遊びを楽しんでください。